
こんにちは、山﨑です。
今回は少し専門的な話、コンテンツマーケティングとオウンドメディアについての話です。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]コンテンツマーケティング?[/chat] [chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]オウンドメディア?[/chat]そうです、今からでも遅くはない。
個人こそ今すぐ取りかかるべき情報発信をするべき理由をお伝えします。
この記事では、ウェブサイトへ集客を行い、結果的に売上を伸ばす。ということを目的としたコンテンツマーケティングの話で進めていきます。
コンテンツマーケティングとは?
ユーザーが知りたい情報(価値を感じてもらう情報やコンテンツ)や、悩みや不満を解決できる答えを、あなたのビジネスの見込み客(ターゲット層)に届けること。
つまり、見込み客が知りたいことや解決策・役に立つ情報を発信して価値を感じてもらうということです。
・ユーザーにとって役に立ったと思ってもらうこと。
・その解決策となるコンテンツを見るという機会を増やす。
そうすると、ユーザーの心理は、
「このサイトは何でも解決できる」
「この会社の説明すごく分かりやすい」
「悩んでたことが解決できてよかった!」
と、接触頻度を上げることにより、信頼や共感を得て、あなたの見込み客に育てる。ファンにする。というマーケティング手法の1つです。
認知>共感>信頼>顧客>ファンになる。という消費者の心理や行動
「今すぐ客」と「まだまだ客」の行動心理
潜在顧客や、まだまだ客という呼び名もありますが、簡単に言えば、
「見込み客予備軍」の層へ認知されるためのコンテンツ作りです。
例えば、今すぐ◯◯が欲しい!と思っている人は「商品名や値段」と言った、購入を検討しようとする思考で検索を行います。
「今すぐ客」の行動
例:欲しいビジネス書がある。(買いたい意思がある)
→「本の名前 アマゾン」などで検索
→購入行動を行う。
「まだまだ客」の行動
例:何かいい本がないか調べる
→〇〇な人にオススメの本10選!という記事を見る(認知)
→気になる本を知る(興味)
→別の検索を行う
→あなたに役立つ〇〇な本!いう記事を見ける(認知)
→記事を見ると同じ本が紹介されている(興味)
→自分に必要と思う・欲しくなる(関心に変わる)
→本を購入する行動を起こす(顧客に変わる)
接触頻度をあげて好感を持たせる
心理学的にも、人は単純に接触回数を重ねてると、好感を持つ・関心が湧いてくる。
と言われてます。
こんな経験ありませんか?TwitterやYouTubeでも同じことが言えませんか?
要するに、ターゲット層が知りたい・潜在的なニーズがある情報やコンテンツを知ってもらうこと(届けること)で、認知から興味関心へ変えさせる。
これがマーケティング用語として用いられている「単純接触頻度を上げる」という手法。
人でも同じですね。
何度か会っていたり、同じ環境に身を置くと距離が縮まる。という体験と同じです。
役に立つ情報を提供する
あなたのビジネスで扱っている商品サービスを欲しいと思う。もしくは、潜在的な顧客へ向けて有益な情報を発信することが重要です。
この「有益な情報」というのがとても重要なポイントになります。
なぜならば、価値あるコンテンツとは、情報を受け取った側(ユーザー)が、
「いいね!」と思ってくれて、初めて価値のあるコンテンツと言える。ということです。
発信者側が「言いたいこと」と、ユーザーが「価値を感じるもの」は、必ずしも一致しない。ということも覚えていてください。
コンテンツマーケティングを取り入れる
では、個人事業の方が取り組むには何を始めたらいいかを説明します。
コンテンツマーケティングを行うための情報発信する手段を考えます。
ビジネスモデルによって、戦略は異なりますが、ブログで情報発信する。という戦術が一つの例です。
ブログといっても「ただの日記」ではありません。
ユーザーにとって役に立つ情報、価値のあるコンテンツを届けるための戦術です。
ペルソナを設定する
まずはあなたの事業で見込み客となるターゲット層を設定します。
30代女性・・などではなく、さらに細かい人物像を設定します。
これをペルソナと呼びますが、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
https://office-avenir.com/web-marketing/
デバイス毎に情報を発信する
ペルソナ設定したユーザーがスマートフォンを持っている。
その人物像がネットに接触する時間や行動パターンを仮説して情報発信していきます。
例えば、ある悩みを抱えていて、スマートフォンで検索する。
その時、ペルソナが抱えている問題の解決策を届けることです。
当然、情報を得た本人は「わ、私のことじゃん!」と共感してくれる。
この流れが理想であり、ターゲットとなる人物像に届くよう仮説を立てるわけです。
情報を届ける方法
これはペルソナ設定した人物像によって異なります。
年代や生活環境、地域によって差があるはず。
つまり、ペルソナ設定した人物像に接触する可能性が高い部分に施策を行います。
検索上位させるコンテンツを作る
・自然検索=SEO記事
ユーザーが検索しそうなキーワードで自分の記事を上位表示させる。これは、上位表示されている1ページ目のクリック率が関係する。
簡単に書きましたが、これは難易度が高いです。お金で解決できる時代も終わりました。必要とされるスキルはライティング能力・SEOの知識・ウェブサイトを作れる知識・記事を量産する根気です。
記事をライターへ外注することも可能ですが、専門性の高いコンテンツが求められます。
検索型広告へ出稿する
・検索型広告にブログ記事を出す
分かりやすく言えば、SEOが弱いと上位表示されません。その代わり、しっかりとコンテンツを作り込んだ記事を有料広告で表示される手法です。
これは他のSNS広告でも同じ手法が使えます。LP(売込み型のランディングページ)に広告を出していたケースが多いですが、その中で有益な情報を伝えるだけのページ。にするわけです。結局、接触頻度をあげて認知させることが目的です。
SNSを利用する
・SNSを利用する
Twitter、Facebook、インスタグラムを利用する。それぞれプラットホームの違いにより、運営やユーザーの属性が異なります。
プラットホームに合った運営をする必要があります。また、SEO記事で制作したコンテンツをSNSで拡散させて認知を広げる。という手法は有効です。
そのためにも日頃のSNS運用が求められます。
YouTubeの動画配信
・YouTubeなどの動画コンテンツ
2020年以降、5Gという新しい通信速度の世界が待っています。文字コンテンツは今より読まれなくなる代わりに、動画の需要が高まる可能性は十分考えられます。
動画の方が、文字のコンテンツよりも情報量が多いからです。スマホで気軽に情報収集できるだけでなく、動画コンテンツを簡単に視聴したり、聞いたりすることで解決する未来が予測されます。
その皮切りに「Siri」がiPhoneにすでに搭載されています。つまり、わざわざキーワードを打って検索するのではなく、音声検索で音声コンテンツで解決できてます。
例:「近くの郵便局を調べて」→目的地までナビゲーションする
どのプラットホームを選択するかはペルソナによって異なります。
チラシやDM、ポスティングでも同様のコンテンツ配信に置き換えることもできると思います。
オウンドメディアを作る
オウンドメディアとは、自分のメディアサイトのことです。
ウェブサイト(ブログコンテンツ)、SNSのプラットホームを利用する。
影響力をつけることで、様々なマネタイズを発生させることが可能になります。
ウェブサイト(ブログコンテンツ)
有益な情報がたくさんある記事コンテンツ型のウェブサイトを作ります。
先ほどの自然検索での上位表示→ブログ記事(コンテンツ)を作る。
これを続けていくと、インターネット上に自分のウェブ資産ができることになります。
分かりやくす言うならば、一度書いた記事コンテンツが何年経っても検索結果の上位を保ち、安定したアクセスを生み出す可能性を持っています。(運用していることが前提)
いわゆるストック型のコンテンツ資産になります。
今は専門性の高い情報がユーザーにとって有益であるとGoogleの傾向が見受けられます。
ウェブ資産についての考え方はこちらの記事もご覧ください。
https://office-avenir.com/web-contents/
SNSのフォロワーを増やし影響力を高める
今でこそ言葉になってますが「インフルエンサー」と呼ばれます。
1万人、10万人、100万人と言ったフォロワーを獲得していくと、影響力を持つことができますね。
個人で100万人・・はハードルが厳しいかもしれませんが、
僕の知り合いのフリープランナーはInstagramでフォロワー1万人超えてます。
そこまで来ると、1投稿でフォロワーへ情報発信できる情報量が当然大きくなります。
また、インフルエンサーには別のマネタイズを生み出す可能性もあります。
大事なのは継続すること。とのことです。
20万人のフォロワーがいるインフルエンサーの方も言われてますが、
圧倒的な量のコンテンツを配信し続けること。
これしかないです。
ユーザーの属性に合わせたプラットホームを見つける
今は様々なウェブサイト、SNSのサービスがあり、ユーザーの属性によって集まるプラットホームが異なるケースもあると思います。
ブライダル業界の場合、今はInstagramの集客にリソースを注いでいる人も多いです。
ただし、今はです。
SNSの移り変わりは激しい、ターゲットの世代が変わる、通信速度の世界が変わる。
つまり、永久的に1つのSNSが爆発的に伸び続けることは過去にもありません。
一定の普及率で緩やかになります。
1つのことに依存するリスクを考えると、コンテンツ資産となるウェブサイトが有力であり、動画コンテンツの需要は今後高まって来るのは間違いありません。
要するに、継続してコンテンツを作る続けることが大事ということですね。
まとめ
大手企業に対して個人事業の最大の強みは、決断までに時間がいらないことです。
やろうと決めたら即行動できるんですね。
分かれ道は「やるかやらないか」です。
継続することが難しいのでみんなやらないんです。ということは・・・と考えると、個人でメディアを持つメリットは大きいと思いませんか?
これからはコンテンツの価値が求められる時代になります。
大量のインプットからアウトプットをして、ライバルと差をつけましょう。
その経験こそ、あなたの価値があるコンテンツになるのです。