こんにちは、AVENIRの山﨑です。
今回はタイトル通り、ただ映像制作する会社じゃないと宣言した『本当の理由』について。
お時間あればご一読ください。
ただの映像制作会社じゃないと宣言した理由
私たちカメラマンは技術職です。
例えば、クライアントワークをしているビデオグラファーやフォトグラファー。
この仕事内容は「クライアントから言われた内容を確実に遂行する」という前提条件があります。

直接仕事を依頼されるようになるカメラマンは実は少なく、
ほとんどの場合、広告代理店、集客を行う会社や企業からの下請け案件が一般的です。
一般企業を対象とした写真や映像制作→BtoB
一般の消費者を対象とした写真や映像制作→BtoC
もちろん、事業を行なっている場合、Webやインスタなどで自社集客を行なっている場合もありますね。
ただ、そのWeb集客やマーケティングに関しては、一般経営者・カメラマン事業者のほとんどは外部業者へ委託しています。
その道のプロへ依頼し、社長業や自分の仕事に集中するためです。(これも一般的であり王道です)
では、なぜWebサイトを制作したにも関わらず集客に困っている企業があるのでしょうか?
なぜ、CMやプロモーション映像を何十万〜何百万と費用をかけても集客に繋がってない企業があるのでしょうか?
それは、「映像を作る」「Webサイトを作る」ことがゴールになってるからです。
経営者の視点
経営者としては「Webサイトやプロモーション映像を作る」という事は「売上を伸ばすための手段」のはずです。
はっきり言って、自己満足で終わっているWebサイトやプロモーション映像ほど無意味なことはありません。
「こういう風にしたい」「ここはこんな風にしたい」
コンセプトは大事だと思います。
でも、
「お客さんにとってどうなのか?」という顧客視点。
「どう活用していくべきか?」というマーケティング視点。
「想い」を伝えていく自社ブランドのコンセプト。
業種や業態に合わせた全体の設計の中で、本来ならどれを選ぶべきか?
という部分まで、実は理解していないまま制作をスタートさせてしまってたケースにたくさん出会いました。
大企業なら、大手の制作会社に高額な費用を払えば良いと思ってます。(結局、下請けや孫請けに回すので)
でも、私たちのお客様は「地元で起業された事業者や、中小企業の経営者」です。
いろんな広告の仕組みを学んでいくと、大手企業の広告枠を作るために、個人店向けの小さなプランがあったりするわけです。
正直、お金をかけなければ集客できない媒体は「大手」のためにあるようなものです。
月額2〜3万の個人店を集めるより、月額150万から200万広告費を払ってくれるプランに変える方が効率的で、広告主にとっても独占しやすくなります。
私も失敗したから痛いほどわかります。(なので自社集客できるため必死に学び実践してきました)
カメラマンではない”別のスキル”
全ては顧客層に合わせて戦略を変えるべきだと思ってます。

例えば、一般的なWebサイトの場合です。
・SEO対策はバッチリです。
・スマートフォン用にレスポンシブデザインを取り入れます。
・このようなサイトデザインになります。
このような提案はよくあります。
「確かに、今はスマホだよな〜」みたいな。
(このサイトも7割以上スマホで見られてます。ウェディングのサイトは9割です。)
ここで大事なのは、あなたの会社の顧客層となる人は、
どんな行動を行なって購入まで至っているのか?という行動を把握することが必要になってきます。

顧客の行動から戦略を考える
堅苦しく書いてきましたが、要するに「そこまで顧客の行動を考えて導線設計してるか」ということ。
プロモーション映像制作は「導線設計の中の1つ」に過ぎないと思ってます。
逆を言えば、顧客の購買行動次第ではプロモーション映像にお金をかけるより、全く別の部分に投資した方が良い業種業態もあるわけです。
本来の目的=売上を伸ばす、集客、認知、ファン化など
それに合わせた内容を作るのは大前提。
さらにその映像の活用方法がもっと大事ですよね。
なので、ただ言われたことだけ遂行する仕事は提供したくないのです。
作ったけど全く成果に繋がってないという企業のサイトや映像をたくさん見てきたからこそ、
私たちは「成果を達成するために選ばれる、信頼できるビジネスパートナーでありたい。」というコンセプトを作りました。
なので、ただ映像制作するだけの会社で終わらない。という宣言をしてます。
まとめ
今回は「ただ映像制作する会社じゃ終わらない本当の理由」について書いてみました。
今まではBtoCの一般消費者をターゲットとしたビジネスを行なってました。
「AVENIRさんに頼んで、山﨑さんに頼んで本当に良かったです!」
と、嬉しい言葉を多く頂いてきました。本当に感謝です。
そして・・・
最近、地元企業の経営者や飲食店オーナーさんたちと話す機会が増えるにつれ、熱い想いを持っている方々と出会うことが多くなりました。
そういう人が私は好きです。
だから絶対に「君に頼んで良かった」と言われるように取り組んでいきたいと思ってます。
最後までご覧いただきありがとうございました。