
今回は企業や店舗がファンビジネスを行いたい、強化したい時にYouTubeを活用すべき3つの理由についてお話したいと思います。
なぜファンビジネスが必要なのかはこちらの記事でも執筆していますので合わせてご覧ください。(個人事業や店舗ビジネスでは特に大事だと思ってます)
それではファンビジネスを行うならYouTubeを活用すべき3つの理由について。
ファンビジネスを行うならYouTubeを活用する
動画のプラットフォームであるYouTube。
テキストや写真と比べて5000倍の情報量があると言われています。(長さにもよりますけどね)
なので、人の表情や言葉(声)、雰囲気などから「なんかいいな〜このお店」と思ってくれる要素が動画にあるのです。
一般的にファン化を考えた時に、普段の生活でどんな人のファンになりますか?
・芸能人や有名人
テレビで見る(動画)→好きになる、応援したい→人の好み、価値観の共感
・著者や歴史上の人物
小説などを読み込む→心が動く→感動する(体感する)、価値観の共感
・SNSで繋がってファンになる人
その人を知る(認知)→発信内容に共感→尊敬する人・共感できる人・人間として好きな人
共通しているのが、価値観の共有です。
今まで生きてきた中で「この人の考え方が好き」「めちゃくちゃ尊敬できる」「応援したい」という体験はあると思います。
企業がファンを増やしていく時に必要な要素として、
考え方が好き=コンセプトに共感する
応援したくなる=この人が好き、人間味
他人にも広めたい=絶対に良いサービスだと確信してる
ファンの中には、自分の周りにも広めたいと思う人もいますよね。
この部分は「相手の役に立ちたい・人の為に自分ができることを提供したい」という心理的要素もあります。
ではYouTubeを活用する3つの理由について解説します。
【理由1】動画だから伝わりやすい
動画の情報量は一般的なテキストベースや小説よりも、はるかに情報伝達力があると言われてます。
目で見る、耳で聞く。というだけでなく、
テレビとは違って、見たい動画だけ・欲しい情報を厳選して選ぶことができます。
なので、興味のあるジャンルや学びになる(役に立つ動画)は繰り返し再生されることも多いですね。
なんどもなんども再生して聞いていくうちに、ユーザーの心理としては不思議と「親近感」を頂いてくれるようになります。
そうすると、他の動画も見たくなる→新しい動画もチェックするようになる。
もう、アップする動画の全てを視聴してくれる人も出てきます。
こちらは「サトーカメラさん」のYouTubeチャンネル。
カメラ屋さんのスタッフさんがカメラの情報だけでなく、桜の撮り方や、カメラの使い方、企画物など色んなジャンルで発信されてます。
ライブ配信でも多くの人が視聴されているので、運営側と視聴者のコミュニケーションも取れるのがYouTubeの強みですよね。
税理士YouTuberで有名な「ヒロ税理士さん」も、
中小企業・個人事業主への税金関係や会計など幅広い専門知識をわかりやすく解説されています。
【理由2】コミュニケーション・視聴者と交流できる
テレビは「番組・CM」が一方的に流れてくるだけですが、
YouTubeは視聴者がコメントもできる上に、チャンネル運営側も返事することができます。
さらに、ライブ配信も行えるのでリアルタイムで視聴者と交流することができます。
他のSNSでもライブ配信できますが、YouTubeでも可能。しかも、投稿動画として公開することもできます。
視聴者の意見も聴きながら今後の動画リクエストなども直接視聴者の方へ聞くこともできるので、登録者が増えてきたら企画して交流する機会を増やしていくのも良いですね。
・接触頻度が多くなると親近感が生まれる。
・価値観を共感してくれる、応援したくなる。
・視聴者からファンへ、誰かに伝えたくなる。
でも、どうやってファン化すれば良いの?
と言う疑問にはこちらのnoteがおすすめです。
特に店舗や個人事業者の方は「人」を見せやすいと思います。
「ゆりにこさん」が書かれているnoteから一部抜粋して紹介します。
わたしが「ファン化」「ファンづくり」をお伝えしている理由のひとつに、「お仕事(ビジネス)がぐっと楽になる」ということがあります。
あなたは想像したことがありますか?たくさんの人が、あなたのことを、行列をつくって、楽しみに待ってくれている状態を。
「ファン化」の先には、たくさんの人(ファン・お客さま)が、あなたのこと(商品・サービス)を楽しみに待ちのぞむ未来が待っています。(引用元:ゆりにこnoteより)
インフルエンサー・経営者でもある「ゆうこすさん」とイベントを開催されていましたが、一年前まではごく普通の会社員さんだった「ゆりにこさん」なんですね。
一部、無料で読める部分もあるので参考にされてみるのもおすすめです。
【理由3】YouTubeは資産型コンテンツである
動画コンテンツであるということは「①動画だから伝わりやすい」だけでなく、
繰り返し視聴ができる。どこでも。何度でもです。
そして、色んなプラットフォームと掛け合わせることができますよね。
例えば、インスタグラム。
YouTubeで撮影・編集した動画のダイジェスト版をインスタに投稿することもできますし、IGTVであれば長時間の動画でも投稿することもできます。
そして、対面での接客や、サービスの提供だと「1:1」です。
1人のお客さんに対して丁寧、親切な対応を行うのはもちろん大事ですよね。
これがYouTubeのような資産型の動画コンテンツの場合「1:N」になります。
例えばですよ。
ある動画を100人が見たら、その中の5人が・・
「この動画で話していることすごくわかる!」
と共感してくれるとしますよね。
では、1000人が見たら50人。5000人が見たら250人。
その中からさらに10%の人が購入してくれるお客さんへ繋がったとすると・・
あとはわかりますよね?
しかも動画を増やせば増やすほど、認知や見てくれる可能性も増えてくるわけです。
つまり、動画を作ることにより、たくさんの人へ届ける機会を増やしていることに繋がってきます。
しかも、新しく視聴した人にとっては「初めて見る動画」になるわけです。(それが二年前の動画でも)
1つの動画を撮影することによって、
①YouTubeのチャンネルへアップする。
②インスタや他のSNSへも使用できる。
③ウェブサイトやブログでも使用できる。
1つの動画で色んなプラットフォームで動画を活用することができます。
必然的に「認知の機会」も増えてくるわけです。
1つの労力で、たくさんのプラットフォームで使用でき、YouTubeチャンネルでは過去の動画も常に見てくれる状態です。
こんなに効率的なことはないと思いませんか?
その分、他のことにも時間を使うことできますよね。
まとめ:YouTubeを企業や店舗は活用すべき!
今は広告を使っても業種によっては全く反応がとれなくなってます。
リスティング広告やインスタ広告など、属性とターゲットを絞って広告を出稿する事である程度の反応率は取れるのも事実です。
でも、年々その費用対効果は下がってきてると言われています。
お金をかければ集客できる時代から、クオリティマーケティングへ移行し、
「何を買うか」よりも「誰から買うか」と選択できる時代です。
そこに「ファン化」という要素を加えていくことで「集客課題」が今よりも楽に、広告費も抑えることに繋がると思います。
実際、私がやっているブライダル事業の方では「広告を使わずにWebサイトやSNS、YouTube」から集客できてます。
店舗や事業者がYouTube運用していくときには、チャンネル登録者数を追いかけるのではなく、
ビジネスモデルの全体像から、どこを基軸にして集客を行なっていくのか、どこにお金と時間を使っていくかを見直していくことも大事ですよね。
ただ動画をアップするだけでは成果に繋がらない。だからYouTubeも続かないというチャンネルがほとんどです。(成果につながる前に心が折れます)
このメカニズムを理解すると、いかに企業や店舗がYouTubeを活用すべきか共感して頂けたのではないでしょうか。
これも価値観の共感です。
ということで、今回も最後までご覧いただき本当にありがとうございました。