最近、「いくつかの会社に見積もりを取りましたが、金額がバラバラで…」というご相談をよくいただきます。
でも、その“見積もり”、ほんとうに同じ内容なのでしょうか?
YouTube運用代行や編集代行のサービスは、項目名は似ていても中身の質や価値はまったく異なります。
本記事では、AVENIRが企業向けに行っているYouTube運用支援の視点から、「金額だけで比較できない理由」や「本質的な判断基準」についてお話しします。
金額だけで比較できない理由
撮影した“素材の質”で、動画の完成度は9割決まる
実は、動画の仕上がりは編集よりも「何をどう撮ったか」で大きく変わります。
撮影者の感性・構図・照明・音声クオリティ…。
これらが揃って初めて「伝わる動画」になります。
もちろん、編集も大事ですが「素材が9割」と私は思っています。
どんなに優れた編集技術を持っていても「この素材じゃ・・限界あるよね」というもの。
むしろ、『編集は素材の魅力をより引き出すものにもなり、良さを殺すこともできる』
YouTubeを見ていてこんなこと思ったことありませんか?
「なんでこんな編集なの!?ひどいぞ!」
「なんか、、売っているものは高級なのに編集が安っぽいね・・・」
これは後者、『良さを激減させている編集』になる。しかし、素材が厳しいと限界がある。
もちろん、逆もありますが『編集』は素材ありき。ということは変わりません。
AVENIRでは、代表自らが全国出張し、現場でヒアリング・撮影・ディレクションを一貫対応。
企業の価値や空気感を、素材の段階でしっかりと引き出す工夫をしています。
YouTube編集=実は“安価でも成立する”レベルの作業が多い
エンタメ系のYouTuber動画は、カット+テロップ+BGMで成立するケースも多く、それが「編集の基準」として一般化しています。
そのため、「編集なら副業の人でもできる」と誤解されがちですが、
本来、企業のYouTubeチャンネルでは“目的に合った設計と構成”が必要です。
ただの“作業”ではなく「動画で成果を出す仕組み」を意識して撮影時から反映できているかも重要なポイントです。
同じ「撮影・編集」でも、中身はまったく別物
「撮影・編集付き10万円」と「撮影・編集付き25万円」が同じように見えても、
実際には「誰が、どのような意図で、どんな工程で関わっているか」で結果はまったく違います。
どんな動画にしたいかを事前に丁寧にヒアリングし、撮影現場で自然な表情や言葉を引き出すための声かけまで行う。
人によって話し方も表情も声の質も違います。大事なのは『視聴者にとってどう見えるか』です。
そこには『出演される方』『話す人』をより魅力的に撮影することは大事であり、逆に悪い見え方に撮ることはNG。
プロのカメラマンが撮影しますという言葉があったとしても…
・キレイな映像はカメラの性能。伝わる映像にできるかは人の技術。
・カメラマンや編集は『外注や下請け業者』で組んでいることも多い。
外注や下請業者が多いと話したのは、実際にそのような内容の問い合わせを受けるからです。
周りのフリーランスのカメラマンの子達にも、そんな案件の話が実際にあっている。またX(Twitter)やクラウドワークスなどで募集している会社があるからです。
大事なのは『求める成果に繋げること』
項目が同じでも、動画は撮る人や編集者によって出来上がる動画の内容や質は大きく変わります。
制作事例がすべてではない判断基準
「似た事例がないと不安…」と思う方もいますが、
過去の事例がなくても、希望する世界観に合わせて編集することは実は難しくありません。
・制作事例でイメージに近いものがないからやめよう。
というの理由で判断するのはナンセンスです。
逆に、こんなイメージで編集できますか?という参考動画があると、寄せて編集することは余程のことでない限り再現可能です。(特殊なアニメーションやオリジナル制作の部分などを除く)
また、なぜ同じようにしたいのか?なぜその世界観で発信したいのか?
という視点で考えているのか理解し、+αの提案も加えてブラッシュアップしながら運用していくパートナーを選ぶことの方がよっぽど大事です。
「会社のブランドらしさをどれだけ汲み取れるか」が問われますね。
AVENIRのYouTube運用代行とは?
私たちがまず最初に考えるのは『動画の位置付け』です。
・どのフェーズの視聴者をターゲットにするか
・誰にどのような内容を届けるのか
・フェーズごとに動画の役割を持たせる
・最適なプラットフォームの選別と役割を決める
・顧客の価値観ベース(事実ベース)に合わせて編集&見せ方を工夫する
そもそもYouTube運用を行う”目的”から、Web全体の設計を行なっていきます。
動画は、見てもらう環境・フェーズ(どの段階のターゲット層か)・価値の共感が非常に重要です。
どんなに内容が濃い動画を制作したとしても、見てもらう人の興味関心が薄ければ見られません。
逆に興味関心が高い人が見たときにどんな情報を動画で伝えれるか。
流行りを真似しただけの薄っぺらい動画だと、せっかくの熱意も薄まります。
でもそれは、全て顧客層のリテラシー(顧客の質)、価値観で動画の見せ方も大きく変わります。
なので、『皆さんの会社のターゲット層が見たときにどう受け取るか』を最重要な軸に考え、それを元に撮影・編集を行うスタイルをとっています。
誰でもOKな会社ではありません
正直に言います。
AVENIRは「バズを狙いたい」「登録者数だけ増やしたい」「テクニックで順位を上げたい」と考える方とはご一緒できません。
動画は一瞬の数字を競うための道具ではなく、あなたの事業を成長させる“資産”だからです。
だからこそ、私たちは事業の未来を一緒に考え、本気で伴走できる方としかお付き合いしません。
本気の想いにだけ、全力で応える。
それがAVENIRのスタンスです。
迷ったときに見るべき3つの視点
あなたの事業に、本当に合うYouTube運用を
バズや登録者数だけを追う運用をお求めなら、AVENIRは向いていないかもしれません。
でも、“事業の成果に直結する動画を資産として育てたい”なら、私たちは本気で伴走します。
あなたの想いを、動画というカタチで一緒に届けていきましょう。