YouTube編集代行を比較する3つの視点
YouTube編集代行を探しているけど、どこに頼めばいいのか分からない…そんな方に向けて、動画編集のプロ目線で「失敗しない選び方」をお届けします。この記事では、単なる価格比較ではなく、自社に合うパートナーを選ぶための3つの判断軸を解説します。
この記事を書いた人:AVENIR(アベニール)代表 山﨑一人
熊本を拠点に、企業のPR動画・YouTube運用・編集代行を手がける動画マーケティング専門家。
現場目線でのアドバイスと、成果につながる編集構成で“伝わる動画”を制作しています。
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なぜYouTube編集代行の選び方が重要なのか?
動画編集代行サービスは年々増加しており、動画制作会社やフリーランス、個人が副業としてクラウドワークスやココナラなどで依頼できることもあります。
誰に頼むかによってクオリティが全く変わってくるのが動画編集です。
低予算で依頼したもの、完成した動画のクオリティにばらつきがあったり、「思っていた仕上がりと違う」という失敗談もよくあります。
そこで「最初のイメージと違うので作り直して欲しい」と伝えると「大幅に修正が必要なので料金が必要です」と、トラブルになった話もありました。
「編集作業」はできて当たり前の仕事で、企業にとって大事なのは「その動画を作る目的」です。
編集スキルが高い、実績があるから大丈夫だろうという基準で判断するのではなく、自社の目的に合った提案ができる相手なのかという点も、成果に直結する大切な要素です。
また、動画編集は「納品して終わり」ではありません。YouTubeやSNSに最適化されているか、使い勝手の良いデータ形式か、活用提案があるかどうかなど、選定基準は多岐にわたります。
比較ポイント①:料金体系と編集範囲
まずは「いくらかかるのか」「何が含まれているのか」を把握することが大切です。
一見安く見える料金でも、別料金の項目があったり、修正対応が有料になるケースもあります。
項目 | 相場価格帯(税別) | 備考 |
---|---|---|
編集料金(15分以内) | 5,000円~30,000円/本 | 編集内容や依頼先により変動 |
サムネイル制作 | 3,000円~16,500円/枚 | デザインの複雑さや制作会社による |
修正費用 | 無料~追加料金発生 | 修正回数や内容により異なる |
納品までの日数 | 1日~2週間 | 制作スケジュールや内容により変動 |
オプション | 要見積もり | ナレーション、BGM挿入、エフェクトなど |
初期費用 | 無料~165,000円 | パッケージプランやサービス内容による |
この表にない項目として『素材の長さと完成尺』も関係してきます。
完成尺が同じ「15~20分」だとしても「素材の長さが数時間」となると、編集作業に大きく関わってきます。
過去に娯楽産業(パチンコ関連)の動画編集を行なったことがありますが、素材の長さは8時間ほどあるものを30~40分に仕上げます。
どのような動画をつくるのかによって、動画編集の料金は変動することが多いので、具体的に問い合わせ段階で編集内容を伝えるとスムーズです。
また、ナレーションも現在はAIを活用することでコストも抑えられつつあります。しかし、動画の内容によってはプロのナレーションが必要なケースもあるでしょう。
料金体系と対応範囲を把握することはもちろん大事ですが、動画をつくる目的とコストが見合うかもしっかり判断することが重要です。
比較ポイント②:目的とのマッチング
採用動画、セミナーコンテンツ、広告、ブランディングなど、用途によって求められる編集は異なります。「何を目的としているのか」を共有し、その目的に合わせて提案してくれるかが重要です。
動画を制作して「誰に見せるのか」という視点で、どのような動画にするかを決定していきます。
種類 | 編集内容 | 「誰」に向けての動画か | 動画制作の目的 |
セミナー関連 | カット・ダイジェスト・ショート | 新規客向け | セミナー申し込みの増加 |
YouTubeチャンネル用 | 過去の動画のテイストに合わせる | YouTubeの視聴者 | 登録者の増加とファン化 |
採用関連・社内用 | カット編集、資料挿入、ロゴ表示 | 新卒向け、社員 | リクルート、社員教育 |
企業の課題や動画の使い方に合わせて、“誰に、何を、どう伝えるか”を軸に編集構成を決めていくのがポイントです。
そのため、動画の目的にあった編集を相談できるか?全て指示が必要なのかも判断基準として重要になります。
依頼した後や契約後に「これはできません」「別途料金が必要になります」など、行き違いが発生するリスクを避けるためにも事前に確認すべき項目です。
比較ポイント③:活用支援や相談体制
編集後の動画を、どのように活用するかが成果を左右します。
YouTubeへの投稿、ショート動画へのリサイズ、SEOタイトルの最適化、SNS広告用のカットなど、編集以外の部分までサポートがあるかも見ておきたい点です。
アップロード代行やタイトルの選定などはオプションで依頼できる会社は多いですが、料金が安いケースは含まれていないことや、そもそも編集だけしかできない場合もあります。
また、気軽に相談できる体制があるのか、土日祝日も連絡が取れるのか、普段のコミュニケーションはどのように行うのか、専任担当がつくかどうかなど、安心して継続できるパートナーであるかも比較の視点として非常に大切です。
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自社の目的に合う編集代行を選ぶことが成功への道
価格や納期だけで選ぶと「動画が完成しただけ」で、成果が伴わずに後悔してしまうことも少なくありません。
今は編集を依頼できる人や会社が増えているからこそ、自社のニーズに合ったパートナー会社を選ぶことが重要です。
結果的に会社の利益やブランディングに影響してくるので、動画編集代行は単なる外注ではなく、「成果につながるパートナー選び」と考えてください。
AVENIRでは、目的整理〜活用提案まで一気通貫でサポートしています。はじめての方でも安心してご相談いただけますので、ぜひお気軽にご連絡ください。